3度目のスリーパス―Day17 Phakding to Lukla2017/03/28 08:57

12月23日曇り
6時起床。起きてみると曇っている。9月から続いていた記録的晴天がここでストップ。明日まで晴れてくれたら何も問題なかったのに、不安的中。前途に暗雲が漂い始める。
ついに曇り
7時30分にフライドエッグ・トーストとブラックティーの朝食を済ませ、8時10分に出発。今日はルクラまで200mちょっと登るだけ。血中酸素濃度は94%に戻り、体調は万全だ。
フライドエッグ・トースト
歩き始めてみると、曇って寒い。そういえば去年も雪がチラチラして寒かったっけ。1時間弱で、去年の地震でロッジが壊れたクッスム・カングルのビューポイントを下り、タド・コシ・コーラにかかる鉄橋を渡ると、対岸に建築中だった新しいロッジは、ほとんど出来上がっていた(↓)
タド・コシ・コーラ橋
地震の数年前に崖崩れで掛け替えた吊り橋(↓)を渡る。崖崩れはそのままなので、結構恐い。
最後の吊り橋
パクディンから1時間半でスルケとの分岐に。右の道に入れば、6日でバス便のあるシヴァラヤまで行ける(去年歩いたテンジン・ヒラリー・ルート)。ルクラの飛行場が使えないときは、サレリまで下って、ジープでカトマンドゥに戻ることが出来るが、カトマンドゥまで5日かかる。
シヴァラヤへの分岐
10時30分、ルクラの門に着く。あたりは、すっかり曇っている。このときはまだ知らなかったが、この日ルクラ飛行場では全便欠航しており、ときおり聞こえるエンジン音はヘリの音だった。
ルクラの門
いつものナマステ・ロッジに投宿、去年と同じ、中庭に面したシャワー付きのツインルームに荷物を置き、12時にトゥクパで昼食。午後は部屋に戻り、寒いので寝袋にもぐりこんで「それから」を読む。
チキン・トゥクパ
ロッジには西洋人の若いトレッカーが2人いて、あちこち歩き回ってヘリの算段をしている。帰国便の日程が迫っている様子。今はクリスマスのシーズンでトレッカーを乗せてくるヘリがいつもより多いから、運がよければ、ゲストを降ろして空で帰るヘリに乗せてもらえる。これだと1人2~300ドルくらい(普通は1機2000ドルくらいで、これを人数で割る)ナマステ・ロッジの若主人が事情通で、もし飛行機が出なかった場合、頼むと空席を見つけてくれる。さて、どうなることやら。念のため、手持ちのドルを数えてみると、ギリギリなんとかなりそう。暗くなって、トゥムリンタルから来たというトレッカーが現れたくらいで、ゲストの数は私を入れて5名ほど。これまで晴天続きで順調だったから、それほど溜まってないようだ。18時にチキン・カレーライスとブラックティーの夕食を済ませて寝る。

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