3度目のスリーパス- Day 5 Tengboche to Dingboche2017/03/06 13:35

12月11日晴れ
5時30分起床。部屋の窓から朝日に染まるエベレストが見える(↓)。血中酸素濃度を測ったら80%、深呼吸すると85まで上がる。この数字、いいのか悪いのかさっぱり分からない。
エベレストの朝日
7時にジャム・バター・トーストとブラックティーの朝食、7時40分に歩き始める。デブチェを過ぎて下っていくと、イムジャ・コーラにかかる橋が地震で壊れたままになっている。
壊れたままの橋
去年、少し上流に仮橋がかけられたので、河原に降りて少し大回りして右岸に渡る。右岸を少し登ったところで、今年の夏、フランス人青年が身を乗り出して下の川に落ち、行方不明になり、そのポスターがあちこちに貼られていた(↓)。彼も多くの行方不明になるトレッカー同様単独だったそうで、ガイドがついていたら危ないと注意されたろうし、もしかしたら助かったかもしれない(ただし、彼がもう少し用心深い人物だったら、単独でも事故はなかったはずだ)。
ミッシング
仮橋は去年とまったく同じ(↓)。ただし、岸に石が積まれて多少護岸され、橋っぽくなっていた。
イムジャ・コーラの仮橋
右岸に渡ってからはずっと登り。パンボチェを過ぎ、どんどん歩いていくと、ローツェの壁が見えてくる。あの下あたりが、今日の目的地ディンボチェである。
ローチェが見えてくる
10時すぎにショマレで小休止。いつものようにホットレモンを飲む。再び右手にアマ・ダブラムの氷河を見ながら歩いていくと、ペリチェとディンボチェの分岐に。私たちはもちろん右へ。
ペリチェとディンボチェの分岐
クーンブ・コーラの橋を渡ってモレーンを登り、ディンボチェの集落が見えてきたところで記念写真。ルペシュくんが初エベレストで、ニルクマールさんが張り切って写真を撮りまくるため、今回のトレックは写真休憩が心なしか、ちょっぴり多めである。
ディンボチェへの道
ディンボチェのロッジは去年と同じ、マウンテン・パラダイス・ロッジ、部屋も去年と同じだった。18時30分、ガーリックスープとベジモモで夕食。血中酸素濃度が60%まで落ちていた。