Go Go Everest ! (40)―ルクラの夜2009/12/15 20:18

食堂のダライ・ラマ

ロッジには親子ほど歳の離れたアジア人男性二人と、ガイドと思われるネパール人が二人。年嵩の男性の咳がひどいので、見かねて東京の病院で貰ってきた風邪薬を、「日本の薬で、強くないから、よかったらどうぞ」と言って渡し、食堂のテーブルで本を読んでいると、挨拶に来てくれた。彼らはオーストラリアから来たCさんとAくんで、ゴラクシェプで気分が悪くなり、急いで降りてきたのだという。そう聞いて、ゴラクシェプでヘリを呼んだ、というのがこの人だったとわかった。Cさんの前のパートナーが日本人で、よく北海道に遊びに行って、日本にはいい思い出が沢山あるという。それで、いろんな疑問が腑に落ちた。何をやっている人かは聞きそびれたが、お金持ちでインテリなことは確かだ。20歳そこそこに見え、パウロ・コエーリョの<アルケミスト>を読んでいるAくんとの差が気になるが、まあ、大きなお世話というものだろう。その夜は、トゥクパとモモで夕食。テジくんがロクシーをおごってくれた。

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