Go Go Everest ! (3)―ルクラへ2009/12/05 09:30

ナビで操縦

12月5日朝5時15分に迎えの車で空港へ。マウンテン・フライトに行く日本人女性と一緒。彼女はランタンへトレッキングに行ってきて、最後にヒマラヤを空から楽しんで日本へ帰るのだそう。手続きはテジくんが何から何までやってくれるので私は楽ちん。去年はポカラまで別々に行ったが、今年は一緒に飛行機に乗って行くのだ。テジくんから、往路は必ずドア側(左)の席に座るように言われる。ヒマラヤがよく見えるからだ。6時50分、搭乗。言われた通り、一番前の左側の席に。そこからは操縦席が丸見えで、何とナビがついている。飛行機ってナビで操縦するものだっけ?7時15分出発、30分後にルクラ着。ルクラの飛行場は岩山を削って作った、すごい所で、去年、イェティ航空の飛行機が着陸に失敗して岩壁に激突し、乗員乗客全員が死亡している。

Go Go Everest ! (4)―パクディンへ2009/12/05 15:19

パィディンの西南角部屋

ルクラ(2800M)の飛行場の周辺にはポーターの仕事を求める人達が大勢集まっていた。テジくんによれば、彼らはまず欧米人のゲストを探すのだそう。欧米人は荷物は重いが気前よくチップをくれるので人気があるのだ。チップといえば、去年のABCトレックのときにチップをあげなかったお詫びを言う。モヘンドラくんはその後、収入の安定しないポーターを辞め、湾岸に出稼ぎに行ってしまったのだそうで、まさか私がチップをあげなかったからではないとは思うが、激しく後悔する。さて、ルクラのナマステ・ロッジで休憩の後、することがないので8時45分に出発。途中、犬と子供が二人、道連れになる。ネパールでは犬はラッキーな動物なのだそうで、幸先がいいかも。11時18分、パクディン(2510M)のグリーン・ヴィレッジ・ゲストハウス着。ダルバートと紅茶で昼食。ルクラからはほぼ下りだし、まったく問題なく歩けた。

Go Go Everest ! (5)―パクディンにて2009/12/05 17:54

ゲストハウスの横のマニ石

昼食を食べ終わると、他にすることがないので、テジくんとパクディン村の散歩に出る。散歩といっても、ほんの数分も歩くと村の端っこに着いてしまう。テジくんは半年前に「地球の歩き方」のライターをムクティナートに案内したのだそうで、09-10年版の「歩き方」に写真が載ったと嬉しそうだ。グリーン・ヴィレッジ・ゲストハウスに戻ると、日本人のゲストが一人いた。トリブヴァン大学に留学中のTさんで、彼は知り合いの旅行会社に紹介してもらったというガイドを連れているのだが、この人が昼間からお酒を飲んだり、酔っ払って女性に失礼なことを言ったりする困ったガイドなのだそう。日本語も一段と上手くなり、細々と世話をやいてくれるテジくんを見て、しきりに羨ましがる。