テンジン・ヒラリー・ルートを歩く Day16 Namche2016/01/17 12:51

12月20日、晴れのち曇り
トレッキングも今日を入れて残り2日。そのせいか、よく眠れず、来年はどこへ行こうかとか、カトマンドゥへ帰ったら何を食べようかとか、どうでもいいようなことを考えて、悶々として過ごす。ともあれ、6時起床、7時にジャム・トースト、ブラックティーの朝食。7時45分出発。
パンボチェからタンボチェへ
ミリンガへ渡る橋が落ちているので、イムジャ・コーラの河原に下り、ぐるっと回って仮橋を渡り、タンボチェへ登り返す。
落ちた橋を上から見たところ
朝は晴れていたのに、タンボチェでエベレストの写真を撮ろうとすると、ガスが出てきた。

タンボチェでガスってくる
タンボチェの坂を下り、吊り橋をプンキ・テンガへ渡ると、そこからサナサまで長い登りになる。こんなに長かったかなと思いながら登っていくと、辺りが次第にガスってきて、ふと見上げると、木の葉についた水滴が凍って、山全体が白くなっている。
山の中腹にキャンジュマ
前半バンダルからスルケまでは、晴れたり曇ったりだったが、後半エベレスト街道に入ってからは晴天続きで、去年と違って天候に恵まれたねとラジューくんと話していたのに、ついに運が尽きたのだろうか。11時30分に去年、泊まったキャンジュマのアマ・ダブラム・ビュー・ロッジに寄り、卵入りヌードル・スープ、ホットレモンの昼食。ロッジには生まれたばかりの子犬が2匹いた。
最後のエベレスト・ビューポイントもガス
再び歩き始め、ナムチェの手前の最後のビューポイントからエベレストを振り返ると、雲で何も見えなかった(↑)。遠くは見えなくなったが、代わりにニルグマールさんムスク・ディア(ジャコウ鹿)を見つけて教えてくれる(↓)。オス1頭、メスと子供5頭、全部で6頭の一家だった。
ムスク・ディアー
去年は、この辺りでダフェを見かけたのだが、今年は水滴が凍りついて白くなった森と霧で、まるで別世界である(↓)。
ナムチェへの道
13時20分、ナムチェのホテル・カマル着。寒かったのでジンジャー・ハニー・ティーを飲み、インターネット・カフェへ行って、メールをチェック。ネット・カフェでもミルクティーを出してくれた。
霧の中のナムチェ
18時にグリルド・チキン、ライス添えの夕食。するとネイサンがやってきたので、ラジューくんと3人でククリ・ラムで乾杯し、トレッキングの無事終了を祝った。

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