テンジン・ヒラリー・ルートを歩く Day12 Chukhung2016/01/12 21:30

12月16日、晴れ
6時起床、7時にチーズ・トースト、ジンジャー・ハニー・レモンの朝食、7時30分に歩き始める。今日はチュクンまで2時間ちょっとの行程だけ。その後、ラジューくんの提案でイムジャ・レイク(イムジャ・ショ)へハイキングに行き、その間にニルグマールさんが明日のコンマ・ラ越えのルートを下見に行くことになっている。だが、昨日の歩き具合から、かなり疲れが溜まっているという自覚があり、無事にコンマ・ラを越えられるかどうか不安がつのっていた。
ディンボチェの朝
ディンボチェからチュクンは300mほどの上りで、2009年に歩いたときは特に難しいとは思わなかったが、今回はトレッキング12日目で、さすがに足が重く、ずっと遠く感じられる。
チュクンのロッジ
10時にチュクン着。ラジューくんが2011年に長期滞在したカングリ・リゾート・ホテルのテラスでエッグ・サンドイッチとホットレモンの昼食。ニルグマールさんに無駄足を踏ませることになるので、決めるなら早く決めた方がいいと思い、食事の前にラジューくんに「今回はコンマ・ラ越えは諦め、明日はディンボチェまで戻ってトゥクラからロブチェへ行くことにする」と伝える。峠を越えるより、下から回った方が高低差が少なく、時間的にも3時間は節約になる。ここまで休養日なしで歩いてきて、体力的にもギリギリだし、コンマ・ラ越えか、EBCか、どちらかを選ばなければならないとしたら、今回はEBCだと判断した。
昼食のエッグ・サンドイッチ
昼食の後、下見に行く必要がなくなったニルグマールさんも一緒にイムジャ・レイクへハイキングに行く。湖へ行く道は途中までアイランド・ピークへ行く道と同じだ。
まずはアイランド・ピークへ向かう
私の大嫌いなモレーンを歩くルートで、ちゃんとした道があるわけではなく、石がゴロゴロしていて、小山を幾つも越えるアップダウンがあり、歩きにくいし、本当にうんざりする。
チュクンが遠くなる
ラジューくんが2時間で行けると言っていたのを、勝手に往復2時間と解釈していたら、実際には片道2時間ほどかかった。まあ、彼らは2時間で往復するだろうけど。
アイランド・ピークとイムジャ・ショ
途中で小さな池がある河原をそれかと思って、やれやれと思ったら、そうではなくて、さらに奥地で、標高5000m地点にアンフィラプチャ・ショとイムジャ・ショの2つの湖があった。河原なので冷たい風が吹き抜けていき、とても寒い(↓)。
イムジャ・ショを堪能する
氷の峰(正面はアンフィラプツェ5663m)に囲まれた湖を見たら(↓)、ラジューくんが、どうしてもこれを見せたいと思った気持ちが理解できた。が、さすがに疲れて、奥の方まで行く気は起こらなかった。
イムジャ・ショ
明日のコンマ・ラ越えをキャンセルしといて本当によかった。

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