テンジン・ヒラリー・ルートを歩く Day3 Goyam2016/01/06 12:06

12月7日
5時起床。6時にラジューくんが様子を確かめに来る。まだ気分は本調子ではなく、紅茶とヌードルスープのスープだけ飲み、昨日の遅れを取り戻すため、今日はいつもより早く7時10分に出発。
来た道を振り返る
30分ほど歩いて、来た道を振り返る。キンジャ(1630m)からラムジュラ・ラ(3736m)まではずっと登りだが、さすがに険しい部分は終了。8時20分、昨日泊まる予定だったセテに着く。
昨日泊まるはずだったセテのロッジ
さらに登って、10時にダカチューのロッジで休憩。今回のトレッキング初のスプライトを飲む。丘の上に出たので、遠くに雪をいただいた山々が見えてくる。
ダカチューから見た山々
11時45分、ゴヤム(3220m)着。私の様子を見て、ラジューくんが、どうしますか?と聞くので、気分が悪いから今日はここで泊まろうと応える。この決定がこのトレッキングに意外な影響をもらたすことになった。
部屋の場違いなポスター
ヒマラヤ山中とは思えない、場違いな南の島のポスターが貼られたロッジの部屋で休んでいると、外で話し声がする。ネパール人とは思えない日本語アクセントの英語を話すガイドと英国人の2人組だった。が、ネパール人と思った青年は本物の日本人で大阪の人。ジリで英国人に声をかけられ、パーティを組んでエベレスト・ベースキャンプまで行くのだという。日本人はツトムくん、英国人はネイサンと言い、2人とも自転車で世界旅行中の冒険野郎だった。
ゴヤムのロッジの猫
ロッジはタシデレ・ロッジ(タシデレはチベット語で、こんにちはという意味)と言い、ご主人は陽気な学校の先生で、仙台と名古屋に子供が住んでいるそう。私は夕食のベジ・モモを食べてすぐ寝てしまったが、その後、チャン(どぶろく)をふるまってくれたらしく、翌朝、皆二日酔いで頭が痛いと言っていた。予定通りに歩いていたら泊まらなかったはずのところでの思いがけない出会いだった。

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