チョラパス越えて(8)-ゴーキョ2011/01/05 08:03

12月15日6時起床。夜半に風の音が聞こえていたが、起きてみたら晴れていた。7時にベジ・ヌードル・スープで朝食。7時40分、いよいよゴーキョに向けて出発だ。今日はマッチェルモ(4410M)からゴーキョ(4750M)まで、300Mほど登るだけ。山道に入ったところで、道の真ん中に、土で作った皿に牛の頭を入れたお供えを発見。これって、幸先がいいってこと(?)
シェルパ族のお供え
さらにドゥードゥーコシ川の源流をたどっていくと、行く手に世界で6番目に高い山、チョー・オユー(8201M)が見えてくる。あの下が目指すゴーキョだ。
行く手にチョー・オユーが
ゴジュンパ氷河の端っこに着き、モレーンを登りきると、最初の湖(というか、ほとんど水たまり)に着く。ここがロンポンガ・ショ(4650M)で、なぜかわからないが、アヒルが住み着いている。
ここからはゴジュンパ氷河に沿ってのゆるやかな登りとなる。
ロンポンガ・ショとチョー・オユー

しばらく行くと、2つめの湖タボチェ・ショに着く。チョー・オユーを目指して、さらに歩いて行くと、湖の横でテントを張って休んでいる人達がいた。彼らは、韓国人登山隊のサポート隊で、本隊は今、マッチェルモ・リに登っているのだそうだ。その夜、マッチェルモ・リの頂上付近で光が見えたが、それがビバーク中のクライマー達らしかった。(↓真ん中の山がマッチェルモ・リ)。
タボチェ・ショとマッチェルモ・リ
さらに行くと、3つめの湖ドゥードゥ・ポカリと、正面のチョー・オユーの左手に、こんもりとした小高い山が見えてくる。これがゴーキョ・リ(5360M)である。右手にゴーキョ(4750M)のロッジの屋根が見える。
ゴーキョ・リとドゥードゥ・ポカリ

11時20分、ゴーキョ着。ゴーキョ・リゾートに投宿。窓からドゥードゥ・ポカリとマッチェルモ・リの見える眺めのいい部屋に荷物を降ろした。