チョラパス越えて(4)-ナムチェ ― 2011/01/02 09:37
12月12日6時起床。いよいよ本格的なトレッキングの始まりだ。7時半にヌードル・スープで朝食をとり、8時に出発。ジョルサレ(2740M)の軍のチェックポストでトレッキング許可証を提示し、チェックを受ける。

ジョルサレ(2740M)からナムチェ(3440M)へは高低差700Mある急な登り。ドゥードゥーコシ川の河原をしばらく歩いて、吊り橋を渡ると、いよいよナムチェへの坂道が始まる。ここまでは去年と同じルートだ。
ナムチェから先は、去年同様ゴラクシェプに行ってからチョラパスを東から越えるか、それとも先にゴーキョに行って西から越えるかの選択になる。チョラパス越えは<地球の歩き方>に載ってないので、今年はより本格的なLonely Planetの<Trekking in the Nepal Himalaya>を参考にした。その中に、コンマ・ラ、チョ・ラ、レンジョ・ラという3つの峠を越える”Three Passes”コースが紹介されていて、そこでは東から峠を越えることになっているので、漠然とゴラクシェプまで去年と同じコースを行くつもりでいた。だが、テジくんは、去年カラパタールまで行ったし、途中で高山病になって下山することになると、ゴーキョを見ずに終わるので、先にゴーキョから回りましょう、と、もっともなことを言う。
ナムチェから先は、去年同様ゴラクシェプに行ってからチョラパスを東から越えるか、それとも先にゴーキョに行って西から越えるかの選択になる。チョラパス越えは<地球の歩き方>に載ってないので、今年はより本格的なLonely Planetの<Trekking in the Nepal Himalaya>を参考にした。その中に、コンマ・ラ、チョ・ラ、レンジョ・ラという3つの峠を越える”Three Passes”コースが紹介されていて、そこでは東から峠を越えることになっているので、漠然とゴラクシェプまで去年と同じコースを行くつもりでいた。だが、テジくんは、去年カラパタールまで行ったし、途中で高山病になって下山することになると、ゴーキョを見ずに終わるので、先にゴーキョから回りましょう、と、もっともなことを言う。

10時少し前、ナムチェ手前のエベレスト絶景ポイントに到着。去年は、地元のおばさんがみかんを売っていたが、今年は時間が早いのか、まだ誰もいない。1日目にジョルサレまで歩くトレッカーは、なかなかいないのだ。実はテジくんもチョラパス越えは初めてで、とてもはりきっている。それはいいのだが、私が元気なうちに少しでも行程を稼いでおこう、という心づもりか、ちょっとずつ多めに歩かされている気がする。

10時50分、ナムチェに到着。村に入る手前のところで人が騒いでいて、指さす方向を見たらダフェがいた。ダフェはネパールの国鳥で、キジの一種。瑠璃色の羽が美しい。私は見るのは初めて。あわててカメラを構えるが、やっぱりボケボケだった。
チョラパス越えて(5)-モンラ ― 2011/01/02 10:54
12月13日6時起床。どんなガイドブックも、高度順化のためナムチェで2泊するよう勧めているのだが、4000Mまでは自信があるし、ゴーキョ・ルートは高度の上がり方が穏やかだから大丈夫とテジくんが言うので、そのまま先に進むことになる。昨夜のうちにアイスアックスを借りてきたテジくんは、ついでに私達と同じ時にチョラパスを越えるパーティを見つけてきて、一緒に越えましょう、と言う。
7時45分、いよいよ出発。タンボチェへの分岐までは去年と同じ道をたどるのだ。
7時45分、いよいよ出発。タンボチェへの分岐までは去年と同じ道をたどるのだ。

ナムチェの背面の山を登り、山肌をぐるっと回り込むと、アマダブラムが見えてくる。正面がエベレストとローツェである。去年、おじさんがトレッカーから寄付を集めていたところまで来ると、寄付の成果か、道がかなりよくなっていた。去年の場所から少し先のところで、また同じおじさんが寄付を集めていたので、ちょっとだけ寄付をし、さらに奥地へ。

ミンマールくんが、カモシカを見つけて教えてくれる。昨日のダフェといい、今年は動物にめぐまれている。

そのうちに、また何かを発見したミンマールくん。なんと今度はダフェ。クムジュンから、それほど遠くないところだからだろうか。テジくんの弟は、なんとダフェを×××したのだそうだ。びっくり。
