スリーパスに挑戦-Day2 (Phakding - Namche)2015/01/13 15:32

12月7日6時10分起床。ナムチェの坂が埃っぽいので、コンタクトでなく、新しい眼鏡をかけてみることにする。7時にチベッタン・ブレッド&ハニー、ミルクティーで朝食。ここのチベッタン・ブレッドが今回のトレッキングで食べたなかで一番美味しかった。
7時30分出発。
ロッジ建設ラッシュ
ザンフテのあたりは、ロッジの建設ラッシュである(↑)大きな資本が立派なロッジを作っているように見える。そのうちトレッキングに来る人も様変わりするだろう。
ジョルサレのリバービュー・レストランの前
10時、ジョルサレのリヴァー・ヴュー・レストランでヴェジ・エッグ・トマト・サンドイッチの昼食(トースト・サンドだった)。ミルクティーにヤクの糞を燃やしたときの独特の焦げたような味がするようになる。
11時、ジョルサレ発。以前より高い位置に掛け替えられた吊り橋を渡り、ナムチェへの坂を登り始めるが、途中で原因不明の吐き気が起きて、食べたものを吐いてしまう。見かねたラジューくんがザックを持ってくれるが、なかなか調子が出ない。
最初のエベレスト・ビュー・ポイント
14時15分、ジョルサレから3時間15分もかかって、やっとナムチェのホテル・カマル着。胃がムカムカするのでスプライトを飲んでみるが、吐き気が治まらない。しばらく部屋で寝ていたが、もしかしたら風邪かもと思い直し、お湯をもらって葛根湯を飲み、ついでにホットレモンも飲んで、お腹を温めてみる。それでも、なかなかスッキリしないので、胃が原因なら正露丸が効くかもと、ためしに2粒飲んでみたら、ムカムカが治まってきて、びっくり。もう1杯ホットレモンをもらい、ビタミンCとアリナミンも飲んでおく。

スリーパスに挑戦-Day3 (Namche)2015/01/13 16:06

12月8日6時30分、起床。いつもはナムチェで休まず、先を急ぐのだが、今回はラジューくんの勧めに従い、休養日に設定した。昨日体調を崩したので、ちょうどよかった。昨夜は夕飯を食べずに寝たので、起きたらお腹が空いていて、朝食の前にカトマンドゥから持ってきたお弁当の残りのバナナを食べ、正露丸を2粒飲んでおいた。部屋の窓からコンデ・リが見えた(↓)
ナムチェから見たコンデ・リ
朝食はリンゴ入りコーンフレークにミルクをかけたもの。ミルクはもちろん温かい。ただし、コーンフレークが湿っていてシャクシャクしなくて、がっかり。朝食の前に、念のために葛根湯も飲んでおいた。
リンゴ入りコーンフレークの朝食
前の晩、ラジューくんと、今日どこに散歩に行くかという話になった。ナムチェで行ける場所といえば、シャンボチェの丘に登るか、クムジュンへ回ってゴンパでイエティの頭を見るか、サガルマータ国立公園ビジターセンターに行ってエベレストを眺めるかくらいしか選択肢がない(ロンリー・プラネットにはタメ往復も載っているが、タメには翌日行くことになっている)が、もう全部行ってしまった。ラジューくんは、私の体調も悪いことだし、ビジターセンターが近くていいと言うが、ここには本当に何度も行って、展示物も説明書きも隅から隅まで見てしまったので、あまり気が進まない。朝になって、そういえばシェルパ・ミュージアムには行ったことがないと気づき、行ってみることにした。
ナムチェのシェルパ・ミュージアム閉館中
シェルパ族の伝統的な暮らしをテーマにしたシェルパ・ミュージアムは、ビジターセンターに行く途中、軍のバラックの手前を左折したところにあった。入ってみると、敷地の真ん中に小さなストゥーパ、大きくて立派なロッジ、シェルパの生活様式を見せる建物、山の写真を展示する建物があったが、どれも閉まっていた。どうやらシーズンオフらしい。仕方がないので、シャンボチェの丘に方向転換し、登り始めてみたら体調が戻っておらず、足が重く、吐き気もする。とてもエベレスト・ヴュー・ホテルまでたどりつけそうもないので、途中のパノラマ・ホテル横で引き返した。帰り道にふと思いついて雑貨屋でライターを買い、ロッジの部屋で胃の上あたりにお灸をすえてみた。これがとてもよく効き、昼食のチキン・フライドライスを半分食べることができた。午後も昼寝の後で、もう1度、お灸をしておく。