カンヌの思い出 その3 ― 2011/06/02 08:24
ある日の昼食。ステーキにサラダ、オレンジジュース。この後、スーパーに買い足しに行く暇がなく(突発的なイベントが多かった)卵チャーハンかトマトソースのスパゲティばかり食べていた。

終盤に入って、やっとレストランへ。BRUNの海の幸盛り合わせ。2人なので、普通のやつ(↓)。

最終日の昼食会で食べた海の幸ロワイヤル(↓)。お値段がぐっと高くなり、ぐっと豪華に。

地中海名物、魚のスープ。アイオリをつけたクルトンを沈めて、チーズをたっぷりかけたところ。まぜまぜして、クルトンとチーズをどろどろに溶かしていただく。

木曜日の夜はPotiniereで恒例のカタロニア・ナイト。今年はカタロニア・ラジオで予算の大幅縮小があり、その影響でAが来なかったため、3人で乾杯。右からI、私、Sの手。一番左は、ノリのいい給仕のお兄さん。

さて、来年は?
カンヌの思い出 その2 ― 2011/05/30 09:45
今年のイベントその1。IMFのトップで次期大統領候補No.1のDSKがニューヨークでレイプ犯として逮捕される。部屋を掃除に来たメイドに裸で襲いかかり、浴室に連れ込んで、行為を強要という悪質なもの。メイドに逃げられたDSKは慌ててホテルをチェックアウト。しかし、携帯を含む私物を忘れ、ホテルに電話をかけたことから行先が割れ、JFK空港の離陸直前のエアフラ機内で逮捕される。DSKの友人たちは一斉に冤罪を主張。
持つべきものは友。
持つべきものは友。

今年のイベントその2。コンペに『メランコリア』を出品したLVT、記者会見で「ヒトラーに少しシンパシーを感じる」などと発言、問題に。騒ぎを沈静化しようとした映画祭と再び騒ぎを起こし、“好ましからざる人物”としてパージされる。高くついたLVTのパフォーマンス。

今年のイベントその3。授賞式でわかった“な~んだ、こりゃ”な結果。審査員たちがてんでんばらばらに気に入った映画に賞をばらまいた感じ。審査員の統一した意志が感じられた去年と大違い。最後まで、がっかり。

カンヌの思い出 その1 ― 2011/05/29 12:16
初日、会場前で、去年遊びに行ったコルシカ島シネマテーク館長のDにばったり。“地震、大丈夫だったか?”と心配してくれ、お土産のCDをくれた。ありがとう!

登録を済ませて、近所のスーパーで食料品を買い込む。冷蔵庫が埋まると、ちょっと安心する。地震のときに買い溜めに走った主婦の気持ちがわかるワ。さて、この材料から何ができるでしょう?(もう1品、大事な材料が冷蔵庫に)

できあがり(↓)。翌日の昼食。よく煮すぎて、牛肉が溶けてしまった。

頑張れをもらった日 ― 2011/05/10 16:41

今年もまたまたカンヌ映画祭にやってきた。開幕は明日11日で今日はプレス登録だけ。受付の壁に「頑張れ 日本!」のポスター発見。やっぱり日本映画は“震災枠”だったことを確信。

会場のセッティングが何にも出来てないのは、例年通り。会場の入口で、いつになく、やけに念入りに金属チェックされた(例年、開幕前のチェックは、おざなり系)。鍵とデジカメと携帯をポケットから出してみせた。これって、ビン・ラディン後の世界の変化の一端だろうか?(新人研修の成果という気もするけど)

会場内のネット・カフェでネット環境を確認。テーブルの配置が直線的になって、スペースが広くなったような感じ。今日はまだがら空きだが、映画祭が始まると、床まで人でいっぱいになる。開幕は明日、ウッディ・アレンの『ミッドナイド・イン・パリ』から。