秋の金時山ハイク ― 2010/11/08 09:14
11月2日の火曜日、山部一部例会慣行、秋の金時山へ。
一昨年は乙女峠(南西)から登ったが、今回は地蔵堂(北東)から。新松田からバスで地蔵堂へ向かう。車窓から雪景色の富士山。
一昨年は乙女峠(南西)から登ったが、今回は地蔵堂(北東)から。新松田からバスで地蔵堂へ向かう。車窓から雪景色の富士山。

9時20分、地蔵堂着。バスの終点でもあり、立派な公衆トイレがあった。

夕日の滝へ向かう途中、田んぼの中に変な岩を発見。これは金太郎遊び石といい、金太郎がご幼少のみぎりに遊んだ岩だという。看板によると、この空き地(金太郎遊び石広場という)は、金太郎こと坂田金時の母が住んでいた四万長者屋敷跡だった。熊と相撲の稽古をした野生児・金太郎君は、意外や、いいとこのお坊ちゃまだったのだ。

遊び石から10分後に夕日之滝到着。ずっと雨が続いていたため、水量たっぷりで、かなり豪快な滝になっていた。

金時山ハイキングコースに入って山頂を目指す。途中で小川(狩川の源流、夕日の滝に繋がる)を3度渡るのだが、水量が増えていて、結構スリリング。

降水のため土砂崩れで迂回路が出来ていたが、木漏れ日の山道を快適に歩いて、12時に足柄峠ハイキングコースとの合流点、猪鼻岩に到着。あまりに富士山の景色がすばらしいので、人もいないことだし、早めの昼食。おかずは日本一の山。

ところが、そこから金時山までの登りがきつかった。ところどころでアルミの梯子が設置されているほどの急坂が続き、13時10分に山頂到着。今回は鉞を持たずに記念写真。

前回は、怖いので有名な茶店のおばさんに理由なく怒られつつ茶屋の有料トイレをかりたものだが、いつのまにか金太郎茶屋と金時茶屋の間にきれいな公衆トイレ(有料)が出来ていた。これも登山ブームの恩恵か。
下山路は前回と同じだが、今回は矢倉沢峠(うぐいす茶屋跡)から金時登山口へ出て、仙石からバスで湯本に出た。

仕上げは、もちろん温泉+ビール。ひめしゃらの湯の食事処は団体が出ていった後で、がらんとしているうえ、食事の客は私たちだけ。ごはん系の食べ物は売り切れていたので、おつまみ系の食べ物を全部頼んで、生ビールを2杯飲んだ。満足。