ヒマラヤ巡礼 ― 2013/03/01 10:04
イギリスの仏教学者デイヴィッド・スネルグローヴが1956年に行った西ネパール調査行の記録「ヒマラヤ巡礼」を読んでいる。口絵に載っている“ラプギャルツェの砦の廃墟”とは、私が一昨年のアンナプルナ・サーキットで、ムクティナートからカクベニに行く途中で寄ったゾンのこと。
スネルグローヴの頃のラプギャルツェの砦の廃墟(↑)と、私が立ち寄った頃の廃墟の村ゾン(↓)。モノクロとカラーの違いはあるが、頂上にゴンパが新設された他、形はあまり変わっていないように見える。
背景にある白い山はダウラギリ。
砦のゴンパを見学に行った。見晴らしもよく、前の日に越えたトロン・パスがよく見えた。